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2003 Chateau. Latour 750ml ¥45,500
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2003年シャトー・ラトゥールは、その素晴らしい豊かさ、官能的な味わいと舌触り、そして、物凄い厚みとリッチさは異常と言える程だ。どこか1982年を思い出させる。驚く程の深みがあり(生産量10,500ケース、ブレンド比率はカベルネ・ソーウ゛ィニヨン81%、メルロ18%、プティ・ウ゛ェルド1%)、インクのような色/紫色で、素晴らしい甘味を持ち、焦土、イチジク、プラム、ブラックベリーのリキュールと混ざりあった黒果実のエキゾチックな香を持つ。それは、どっしりとしており、様々な味わいが幾重にも幾重にも重なりあっている。桁外れのグリセリン量とリッチさを持ち、酸は低く、アルコール度は高い(13%)。そして、巨大で滑らかな舌触りのワインである。このような、非常な柔らかさと甘いタンニンを持っている事で、これ程親しみやすく、接しやすいシャトー・ラトゥールは稀である。しかし、実際には、強固なタンニンがあるのだが、大量の果実味とその他の成分が重なりあう事によって、ほとんどのタンニンは覆い隠されてしまっている。仮に、多少、型破りのシャトー・ラトゥールだとしても、その本質はシャトー・ラトゥールなのである。このワインは、若い1982年の味わいを思い出させる。主に1982年のスタイルに準じるが、ポテンシャル的には、よりリッチである。余韻は、いつまでも、ひたすらに続き、裕に1分は超える。このワインは驚く程若くから飲めるが、裕に30から40年は熟成させる事ができる。「ワイン・アドヴォケイト158号」
飲み頃予想:2010から2045年 パーカーポイント98-100点
ACポイャツク 第1級 |
2003 Chateau. Margaux 750ml ¥42,500
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素晴らしく、非のうち所がない、メドックの偉大なワインの一つである。その品質の高さは、他のACマルゴーの生産者から抜きんでている。2003年シャトー・マルゴーは、2003年シャトー・ラフィット・ロートシルトのスタイルに、とてもよく似ている。去年、シャトー・マルゴーを試飲した時は、1990年と1996年をブレンドしたような味わいだと思ったが、さらに豊かで魅力的になっていた。例年と違うスタイルではあるが、その中に、香しく、エレガントで、古典的なシャトー・マルゴーの個性が存在している。グラスの縁まで深いルビー/紫色で、ブラックベリー、カシス、ミネラル、甘草の香にバニラの香も感じられ、それらと混ざりあった素晴らしい花のような香を持つ。ワインは深みがあり、豊かで官能的。噛み応えがあり、素晴らしい甘味(その中に1982年と1990年を思い出させる物を感じる)がある。酸は低いが、物凄い凝縮感があり、全ての要素(アルコール、タンニン、新樽、酸)が、密に融合している。これは、本当に贅沢なワインで、4から5年間はまだ若く、30年以上は熟成できる。ブラウ゛ォー!「ワイン・アドヴォケイト158号」
飲み頃予想:2011から2035+年 パーカーポイント96-100点
ACマルゴー 第1級 |
2003 Chateau .Mouton-Rothschild 750ml ¥45,000
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このどっしりとした2003年シャトー・ムートン・ロートシルトのブレンド比率はカベルネ・ソーウ゛ィニヨン76%、メルロ14%、カベルネ・フラン8%、プティ・ウ゛ェルド2%である。グラスの縁まで素晴らしい黒/紫色で、引き締まっているが、焦土、クレーム・ド・カシス、甘草の香に木炭の香も感じられ、その香からポテンシャルの高さが伺える。充実感とパワフルさ、滑らかな風味を持ち、それは偉大で、深みがあり、豊富なタンニンを持ち、奥行きがある。去年、このワインを試飲した時、私は1982年に似ている所があると思った。そして、9ヶ月の樽熟成の後、私は1982年と1986年をブレンドしたような味わいだと思った。不思議な事に、非常に滑らかで豊かなシャトー・ラフィット・ロートシルトと違って、これは逞しく、奥行きがある。そして、まさに巨大で、ポイヤックの本当に偉大なワインである。しかし、その真価を発揮するまで、時間を要するので、購入者は飲み頃になるまで辛抱しなければならない。「ワイン・アドヴォケイト158号」
飲み頃予想:2015〜2050年 パーカー・ポイント95-96点
ACポイヤック 第一級 |