クロ・サン・ジャックは、ジュブレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュ（１級畑）の中でも最も素晴らしいワインを生み出す事で知られています。特徴的な土壌、気候からピノ・ノワールの複雑性がより際立って表れます。また、長熟型である事も特徴の一つです。このクロ・サン・ジャックの畑は、５つの所有者にのみ分けられています。
　力強い風味を持つため、充分なコクと繊細さを持ち合わせる料理に合います。例えば羊の腿肉料理、ブッフ・ブルギニヨン、牛肉の赤ワイン煮などが挙げられます。チズでは、青カビの無い、強い風味の物にあいます。
　以下は、「ワイン・アドヴォケイト15１号」のパーカー氏の評価です。
　ブラック・チェリー、スパイス、胡椒の香とバラの様な香りを持つ２００２年ジュヴレ・シャンベルタン　クロ・サン・ジャックは、他に何かを補填する必要は無い。大柄で、みずみずしく、エネルギッシュで、エレガントなミディアムボディからフルボディのこのワインは、スパイシーさと黒い果実の風味が延々と層をなし、口中を覆う。熟したチェリー、ブラックベリー、ローストしたスパイス、石の風味をこの複雑で堂々たる味わいの中に感じる。その上、長く、甘く、滑らかな余韻持つ。